雪というものには音がない
わけではない

雪は傘に
ふされ、ほそら、くすり、と降りてくる。

ぼもそ、ぬくに、ぐぐる

だんだん重くなってきて
ついに、ずぞぞぞ、と滑り落ちる。

雪というものには音がない
わけではない

というわけだ。