教室農場

一日中蛍光灯を浴び
自分たちの人生を
規格通りに育てていく
子どもたち

凝視する教科書
凝固する思い

つぎつぎと黒板に「真理」が書き込まれ
こくこくとノートに写し取られていく

あふれかえる「真理」で
心のボタンが閉まらなくなった

弾け飛ぶボタン
のような
眠気

窓枠のすき間からは空も見えない

何を望むのか
何が望むのか
何に望むのか

ここにいるのは「自分」ではないらしい